
神戸新聞社の「連載『あの熱狂の中で』などSNS選挙を検証する一連の報道」が、2026年度の新聞協会賞に選ばれた。24年11月の兵庫県知事選を経て、交流サイト(SNS)で拡散される誤情報や、現実社会で深まる人々の対立に問いを重ねている。一連の報道では2本の柱を掲げた。「あの選挙で何が起きたかを知ること」と「その上で、有権者に資する選挙報道を見直すこと」だ。連載「あの熱狂の中で」、そしてシリーズ「民意×熱狂」を軸に進め、後者の中から「ファクト検証」「データでみる」を派生させた。取り組みを改めて振り返る。
■多様な価値観、声を拾い上げ
知事選の火種になったのは、告発文書問題だった。
























