第39回三田まつりが5日、三田市総合文化センター・郷の音ホール駐車場をメイン会場に開かれた。市内外から約7万人が訪れ、多彩な催しを楽しんだ。
メイン会場では、ステージイベントが繰り広げられた。オープニングは、母子幼稚園、母子小の子どもたちが一輪車演技を行った。その後、高さ約6メートルのやぐらを囲み「市民総踊り」があり、市民グループ「三田音頭会」の音頭に合わせて軽やかに踊った。
また、市役所「風の広場」では、三田出身の蘭学者川本幸民が日本人で初めてビールを醸造したと伝わることにちなみ、幕末ビールの復刻版「幸民麦酒」と現代のビールを飲み比べた。
午後8時からはフィナーレの花火。観客は、メイン会場のほか、お気に入りの場所で楽しんだ。特に城山公園の南面は、点火場所から花火まで見上げることなく見物できるので、40人ほどが陣取っていた。(わが町リポーター・熊見敏宏)
