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ときを見つめて 震災25年

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明石海峡に光を投げ掛け航路の安全を守り続ける=淡路市野島江崎(小型無人機で撮影)
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明石海峡に光を投げ掛け航路の安全を守り続ける=淡路市野島江崎(小型無人機で撮影)

明石海峡に光を投げ掛け航路の安全を守り続ける=淡路市野島江崎(小型無人機で撮影)

明石海峡に光を投げ掛け航路の安全を守り続ける=淡路市野島江崎(小型無人機で撮影)

 夜の明石海峡に一筋の光がきらめく。兵庫県淡路市の江埼(えさき)灯台。設置から約150年にわたり、海峡を通る船の安全を守っている。

 1995年1月17日早朝。海上保安庁職員の椋本(むくもと)康之さん(52)は大きな揺れで目が覚めた。当時淡路市大磯の官舎に住み同灯台などの管理を担当していた。

 「灯台は無事か」。上司と車で向かった。対岸の神戸から立ち上る黒煙が見える。進むにつれ道路の陥没など被害がひどくなった。

 車を降りて高台にある灯台へ続く石段を上がっていくと、途中で断層が横切り、大きくずれていた。

 何が起きても灯台の明かりを途絶えさせてはいけない-。灯台守に代々引き継がれる「守灯(しゅとう)精神」が椋本さんを奮い立たせた。そのまま上を目指した。

 台座が傾き、レンズ面にはひび割れがあった。恐る恐る操作すると、無事に点灯した。「よく耐えたな…」。それから25年。灯台は今も光を放ち続けている。(斎藤雅志、辰巳直之)

2020/1/15

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