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地域共生プロジェクト

竹田の魅力再発見【4】多様性 「外部の視点」が刺激に
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但馬最古とされる石橋が架かる水路沿いを歩く分科会メンバー=朝来市和田山町竹田
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但馬最古とされる石橋が架かる水路沿いを歩く分科会メンバー=朝来市和田山町竹田

但馬最古とされる石橋が架かる水路沿いを歩く分科会メンバー=朝来市和田山町竹田

但馬最古とされる石橋が架かる水路沿いを歩く分科会メンバー=朝来市和田山町竹田

 30~40代の若者、市外からの移住者、学生…。国史跡・竹田城跡(朝来市和田山町)周辺の観光振興策を考える「竹田地域ビジョン会議2」の分科会には、さまざまな経歴、年代のメンバーが関わることで新たな試みが生まれた。

 専門委員の八木康夫・関西学院大総合政策学部教授のゼミ生3人が観光ルート分科会の町歩きや会合に加わり、住民が気付かなかった町の魅力と課題を指摘。同分科会で、景観を生かしたまちづくりを訴え続けた建築士で地元の妙泉寺副住職松本智翔さん(41)は「地域外の人たちと関わる大切さをあらためて認識した。特に地域には数少ない若者の意見は貴重」と喜ぶ。

 また八木教授が竹田地域の景観などを題材に学内向け講座を、4月から開くことが決定。その成果はまちづくりのヒントにつながるのではと期待する。

    ◇

 グルメ分科会でリーダーを務めた道の駅「但馬のまほろば」の福丸泰正駅長(43)は東京都出身。神職や老舗料亭勤務を経て2009年、同市に移住した。

 会合では市内の飲食店主らと協力し、特産の「岩津ねぎ」を使ったメニューを考案。旬に合わせて3月初めから20日間、但馬牛のすき焼き、鹿肉丼などを市内5店舗で提供した。交流がなかった店同士のつながりが生まれ、今後も新たな企画を考える基盤となった。

 「人、食材に観光スポット。身の回りに『お宝』がたくさんある。自分たちの地域を魅力的だと思えるような仕掛けを考えていきたい」と福丸さん。

 地元区長や観光・経済団体の代表者らが参加する全体会と並行し、議論した分科会。それぞれが描いたプランを提言案にまとめ、3月10日、ビジョン会議2の最終回となる会合を迎えた。

(峰大二郎)

2016/3/30

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