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地域共生プロジェクト

竹田の魅力再発見【3】危機感 個人客に「おもてなし」を
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観光客でにぎわう竹田城跡=朝来市和田山町竹田 神戸新聞NEXT
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観光客でにぎわう竹田城跡=朝来市和田山町竹田

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 「団体客の数は減っている。だが個人客は落ち込んでいない」

 「竹田地域ビジョン会議2」観光ルート分科会の会合で、委員の上山哲生さん(65)が力を込めた。国史跡・竹田城跡(朝来市和田山町)や町中を案内する和田山観光ボランティアガイド会長で、「天空の城」ブームの経緯を最もよく知る人物の一人だ。

 朝来市によると、城跡の観光客は2014年度、一部の無料客らを含めると過去最高の58万人に達し、半数近くが個人客だった。だが、旅行代理店などのツアーで訪れる団体客は15年度、国の安全対策強化に伴うバス運賃値上げなどの影響で、14年度の約24万人の半数以下となる見通しが強い。一方で個人客は、ほぼ同じ27万人前後が予想される。

 とはいえ、城跡の麓に広がる町並みを巡る姿は少ない。地元の観光関係者によると、町中を訪れるのは登城者の1~2割程度という。多くは城跡近くの観光施設「山城の郷(さと)」に車を止めて登城したり、JR竹田駅から送迎バスに乗ったりして城跡に直行。登城後は他の観光地に移動する。

 町中と城跡が徒歩40分以上離れ、回遊ルートが分かりにくい上、景観や、「岩津ねぎ」など地元食材の観光資源が十分生かされていないのが理由とみる。

 打開策として、決まった日程で動き、ブームに左右されがちな団体客よりも、個人客を重視。兵庫県は、訪日外国人観光客(インバウンド)に期待。城跡を含む観光ルート策定に向け、国内外でPRに取り組む。

 地元の危機感は強い。「城跡ブームが終われば地域がさびれてしまう。個人客が満足し、再び来てくれるような策を練りたい」と上山さん。分科会に同席した委員も深くうなずいた。(峰大二郎)

2016/3/29

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