東播

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、兵庫県東播2市2町の教育委員会は6日、市町立の小中学校、養護学校を19日まで休校にすることを決めた。いずれも始業式、入学式は開き、小中学校は週2日の登校日を設ける。県が6日午前、県立学校の休校延長を発表したことを受け、急きょ決定。各市町は放課後児童クラブ(学童保育)の人員確保などに追われ、保護者からも困惑の声が上がる。

 2市2町とも、始業式は7日、中学校の入学式は8日に予定。小学校の入学式は加古川、高砂市と播磨町が9日、稲美町は20日に開く。入学式は簡素化する。部活動については高砂市が検討中で、他市町は登校日だけに2時間まで認める。

 始業式を翌日に控えた6日に県が方針を変えたことで、各市町は対応を強いられた。播磨町では午前中に定例の校長会を開いたが、県の発表を受けて午後に改めて校長会を開催し、町教委が方針を説明。担当者は「急なことなので、確認しなければならないことが、かなりある」と話した。

 子どもや保護者の胸中も複雑だ。

 中学1年の男子生徒(12)=加古川市=は「休校はもう飽きた。早く友達と会いたい」と話すが、母の幸代さん(47)は「ここまで感染が拡大したら仕方ない。登校して感染する方が心配だ」と休校に理解を示した。

 小学6年と高校1、3年の子どもがいる女性(48)=同市=は「感染者が増えていたので休校になって安心した」としながら、「長男は受験を控える。進路相談も1回しかできず、対策は進んでいない。先が見えず不安」と漏らした。(斉藤正志、千葉翔大)

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