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感染拡大防止のため、休館していることを知らせる張り紙=兵庫県稲美町立図書館
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感染拡大防止のため、休館していることを知らせる張り紙=兵庫県稲美町立図書館

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、兵庫県東播2市2町の公立図書館の対応が分かれている。同県稲美町は休館としたが、加古川市と高砂市、播磨町は開館。ただ、いずれも自習スペースは利用中止や縮小に踏み切り、休校で子どもの居場所が少なくなる中、受験を控える生徒らは勉強場所の確保に頭を悩ませる。

 稲美町は5日から、町立公共施設の利用を中止。図書館も16日まで休館し、返却は投函で受け付ける。絵本の読み聞かせなどのイベントも取りやめた。町教育委員会の山本勝也生涯学習担当部長は「子どもたちに本をたくさん読んでほしいが、健康を守るため休館はやむを得ない」とする。

 一方、開館を続ける他市町。加古川市の4図書館は利用者同士が接触しないよう閲覧室の座席数を減らし、中央図書館(平岡町新在家)では学習室を閉じた。播磨町も図書館の利用時間短縮を呼び掛ける文書を張り出し、学習室の利用を中止した。

 高砂市は自習スペースを88席から56席に減らし、間隔を広げた。ドアを2カ所とも開け放して換気に努める。大塩正一館長は「読書してほしい一方で、感染は防がなければならず、対応は悩ましい」と漏らす。

 東播磨生活創造センター「かこむ」(加古川市加古川町寺家町)では、市民が自由に使えるフリースペースについて、机と机の間を離すなどして開放を継続。12日に公立高校の一般入試を控える受験生らが連日、勉強に励む。中学3年の男子生徒(15)は「塾のスペースも限られた時間しか使えない。友達と刺激し合って勉強できるので、こういう場所があるのは助かる」と話す。(斉藤正志、千葉翔大)

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