東播

  • 印刷
「亥巳籠」に備え、本殿の扉が榊で覆われた=日岡神社
拡大
「亥巳籠」に備え、本殿の扉が榊で覆われた=日岡神社

 兵庫県加古川市加古川町大野の日岡神社に古くから伝わる儀式「亥巳籠」が2日、始まった。9日までの1週間、神職4人が神社に泊まり込んで地域の幸せや氏子らの安産を願って祈りをささげる。静かな環境にするため、本殿の鈴は音が鳴らないようにした。

 ヤマトタケルが誕生した際、人々が安産を祈って屋内にこもって静かに過ごしたという伝承を基にしている。毎年旧正月が明けて、最初の「亥の日」から「巳の日」まで1週間かけて行う。神職は剃刀を使わず、入浴も控えるという。

 神職たちは参拝客が少なくなった午後3時半ごろから準備に取りかかった。本殿の中が見えないよう、扉を長さ1・5メートル前後の榊約30本で覆い、しめ縄を7往復半張った。拝殿の鈴は扉にくくりつけられた。

 松崎正俊宮司(76)は「古くから伝わる行事。できる限り形を崩さずに続け、後世に伝えていきたい」と話した。

 儀式を終えた後の9日午後2時からは、裏に鬼と書いた的を矢で射る「的射神事」がある。(若林幹夫)

東播の最新
もっと見る

天気(4月3日)

  • 17℃
  • ---℃
  • 10%

  • 20℃
  • ---℃
  • 0%

  • 18℃
  • ---℃
  • 10%

  • 19℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ