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動きをプログラムし、ドローンを飛ばす児童=播磨町宮北1、播磨小学校
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動きをプログラムし、ドローンを飛ばす児童=播磨町宮北1、播磨小学校
民間のプログラミング教室でロボットを操作する小中学生ら=高砂市緑丘2
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民間のプログラミング教室でロボットを操作する小中学生ら=高砂市緑丘2
神戸新聞NEXT
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 小学校の新学習指導要領により今春からプログラミング教育が必修となる。兵庫県播磨町ではこれに先立ち、2年前から独自の授業を取り入れ、昨年はドローンを自在に動かすプログラミングに挑戦。播磨町の教員は「ITに強い人材を輩出したい」と意気込む。また、中学、高校でも順次、プログラミング教育が導入されるため、民間の教室が注目されている。(小森有喜)

 播磨町の4小学校では児童や教員に慣れてもらうため、2018年度から3、4年生のカリキュラムにプログラミング授業を組み入れた。1年目は子ども向け言語「スクラッチ」をパソコンで操作し、簡単なゲームを作る作業に取り組んだ。

 19年度は町がドローン10機を購入し、自在に動かす方法を学習。児童らはパソコンやタブレットで、ドローンの動きを決める。画面に「離陸」「上昇」「回転」といった指示が書かれたブロックが並んでおり、これを入れ替えたり、数値を変更したりすることでドローンの動きを決定する。

 飛行コースには、あらかじめ椅子やフラフープなどの障害物があり、指導を担当する元校長の専門教育サポーター山田誠亮さん(62)は「どうやったらうまく飛ぶか、試行錯誤する過程で論理的な思考力が養える」と話す。

 ドローンは災害対応のほか、物品の配達など多様な利用が期待されており、町教育委員会は実践向きの授業と位置付ける。

 また、学外ではプログラミングを学ぶ教室が人気を集めている。県内で22教室を展開する「ベル・ランポ」(姫路市)では、現在315人の生徒が学ぶ。必修化が決まる前と比べ、体験入学者数は7倍以上増えたという。

 同県高砂市の商業施設「アスパ高砂」でも、月2回ほど授業があり、子どもたちはパソコンに向き合い、2輪のタイヤで走るロボットや、12本の足が付いた多足歩行ロボットなどの動きをプログラムする。

 入会時の費用は約5万円、月謝約1万3千円(小学6年~中学生向けコース)だが、稲美町の男性会社員(44)は息子2人を通わせる。長男(13)=稲美北中1年=は、ロボットコンテストの全国大会で、年代別部門で優勝。将来はプログラマーを目指すという。

 経済産業省の推計では、10年後、国内のIT産業で技術者が約45万人不足すると見込まれる。同社の古岡信吾社長(62)は「思考が柔軟な幼少期から基礎を学ぶことが大切。独創的なものづくりができる人材を育てたい」と話している。

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