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「人生会議」をテーマに、福祉や医療関係者らが熱演した創作劇=加古川市民会館
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「人生会議」をテーマに、福祉や医療関係者らが熱演した創作劇=加古川市民会館

 人生の終末期をどう迎えるかについて考える創作劇「輝いて生きる2019」が30日、兵庫県加古川市民会館(加古川町北在家)で上演された。出演した福祉や医療関係者らが熱のこもった演技を披露。観客約700人に、もしもの時に本人の希望に沿った治療や介護を受けられるよう、事前に家族らと話し合うことの大切さを訴えた。(切貫滋巨)

 東播地域の福祉・医療関係者らでつくるグループ「安心できる地域ケアを考える会」の主催。介護やみとりへの理解を深めてもらおうと、毎年オリジナル脚本を書き下ろし、メンバーが出演する。

 4作目となる今回のテーマは「もしものための人生会議」。劇は、老後を過ごす夫婦が迎えた転機から始まる。突然倒れた妻は「延命治療はしたくない」と伝えていたが、夫は延命治療を選んでしまう。

 妻が亡くなった数年後、病院で闘病する夫は治療に限界を感じ、家族や医師らと話し合う「人生会議」で、治療をやめて自宅に戻る決断を伝える。妻との思い出の詰まった家で、子に見守られて息を引き取る。

 劇中では、最期にどうありたいかを考えるカードゲーム「もしバナゲーム」を紹介。座長を務めた、地域包括支援センターかこがわ西の坂本明さん(49)は「劇が、自分らしい最期を考え、大切な人と話をするきっかけになれば」とあいさつした。

 加古川市の女性(70)は「人生会議という言葉は知らなかったが、話し合っておくことはとても大事だと感じた」と話していた。

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