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運営一本化の提案が持ち上がっているアスパ高砂=高砂市緑丘2
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運営一本化の提案が持ち上がっているアスパ高砂=高砂市緑丘2
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 兵庫県高砂市の商業施設「アスパ高砂」を共同運営する民間会社が、市の第三セクター保有部分を買収し経営の一本化を提案していることを受け、市が対応を諮問していた調査検討委員会が18日、答申素案を示した。登幸人市長はこれまで三セク清算で不足する経費を負担する考えを示していたが、検討委は「公益上の必要性を見いだすことは難しい」と否定的な見解を示した。

 清算には7億1千万円が必要。民間会社の親会社イオンリテールは3億7千万円の買収額を示しており、三セクは残る3億4千万円の捻出に迫られていた。これに対し、登市長は7月の議会で「市が負担する考え方はある」と述べていた。

 市は8月、弁護士や消費者代表ら計5人に調査検討委の委員を委嘱。兵庫県立大学国際商経学部長の山口隆英教授が委員長を務め、アスパ高砂の継続運営に向けた市の施策などについて議論してきた。

 答申素案は、市の支援策について「三セクを清算するための必要経費への直接的な資金援助は、公益上の必要性を見いだせない」と指摘。イオン側の提案に対し、「市は三セクの株主として、買収価格の交渉を適正に行うように意見すべきだ」と求めた。

 一方、市はこの日の会合で、三セク保有部分の不動産鑑定評価額を、イオン側の買収額よりも高い5億4100万円と説明した。

 検討委は各委員の意見を踏まえて修正した答申を10月29日に市に提出。市の対応が注目される。(若林幹夫)

【アスパ高砂】1998年にオープン。市や商工会議所などによる第三セクター「高砂商業振興」が専門店部分を保有し、イオン関連会社「高砂北部開発」がイオン高砂店を管轄している。利用客の低迷を背景に、イオン側は来年3月までに三セク保有部分を3億7千万円で買収して運営を一本化し、三セクを清算する案を提示している。

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