東播

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マットレスの下に敷き、ベッドの高齢者の状態を知らせるセンサー。職員はスマホで入所者の状態を確認できる=高砂市北浜町牛谷、常寿園
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マットレスの下に敷き、ベッドの高齢者の状態を知らせるセンサー。職員はスマホで入所者の状態を確認できる=高砂市北浜町牛谷、常寿園

 介護職の人手不足が問題となる中、兵庫県の東播地域の特別養護老人ホーム(特養)が、省力化や人手確保に力を入れている。センサーなど情報通信技術(ICT)を導入する施設や、外国人を積極的に採用し始めた法人など各施設が知恵を絞る。(広岡磨璃)

 高砂市の社会福祉法人「常寿会」は今年4月、特養と併設のショートステイ、地域密着型特養の全97ベッドに、見守りセンサー「眠りSCAN(スキャン)」を設置した。

 マットレスの下に敷くことで、ベッド上の入所者の呼吸数や起居の状態を察知。パソコンや職員が携帯するスマートフォンで、入居者の状況を一覧で把握したり、ナースコールにスマホで応答したりできる。職員が睡眠状態を記録する手間が省けたほか、勤務者が少ない夜勤時の安心感につながったという。

 これまで書類だった申し送りなどの記録も、パソコンやタブレット端末で入力することで大きな負担軽減になった。長谷川均施設長(45)は「従来のやり方を好む職員もいるが、使える技術は積極的に使うことが負担軽減や、入所者の生活の質の向上にもつながる」と話す。

 人材確保の面では、採用の専従職員を置いたり、未経験者を採用して介護福祉士の資格取得の費用を貸与したり。技能実習生ら外国人を採用する動きも複数の法人である。

 「日の出医療福祉グループ」(加古川市)は、理解しやすい日本語の話し方研修を開いたり、文化の違いを教える生活指導員を置いたりして、外国人が働きやすい環境づくりを進めている。現在、中国やベトナムなどの4人が勤務しており、来春までにモンゴル、ミャンマーなどの11人が加わるという。

 このほか、就職祝い金の支給や、ベッドメークなどの周辺業務を担う人を別途雇用し、介護を担う職員と分業する取り組みなどが見られる。

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