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カキを水揚げし、生育状況を確認する漁協関係者ら=高砂市高須
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カキを水揚げし、生育状況を確認する漁協関係者ら=高砂市高須

 兵庫県高砂市の伊保漁業協同組合と高砂漁業協同組合が、共同でカキの養殖に取り組み、来年2月以降の出荷を目指している。10日、両漁協の組合員ら約10人が海で育てていた稚貝を回収し、生育状況を確認した。

 両漁協は底引き漁や船引き漁を行っているが、漁獲量が年々減少。後継者不足も深刻化し、漁業振興を目指してカキに着目した。伊保漁協が6年前に試験養殖を始め、高砂でも昨年スタート。今年に入り、養殖貝類の漁業権や、生食用カキを出荷できる「清浄海域」の指定も取得した。

 高砂の漁港には1ミリに満たないカキの幼生が生息しており、海に漂う幼生を付着させるため、樹脂の円盤を連ねた器具「クペル」を7月に海中に沈めた。別に仕入れた稚貝も、6月にバスケットに入れて投入。この日は、どちらも水揚げして状況を確認した。

 その結果、5~10ミリだった稚貝は7センチ程度に、幼生は2センチ程度の稚貝にそれぞれ成長していた。今後は2週間に1回程度、生育状況を確認し、来年2月以降に両漁協で2万個程度を出荷する予定。

 伊保漁協水産研究会の男性(45)は「これまでの試験養殖で、育ち具合や味には自信を持っている。両漁協が協力し、新たな地元の名物に育てたい」と話した。(広岡磨璃)

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