東播

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韓国の選手(右)とダブルスを組む加古川市内の中学生(玉田充代教諭提供)
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韓国の選手(右)とダブルスを組む加古川市内の中学生(玉田充代教諭提供)
ミニバスケットボールの兵庫県選抜チームとして韓国で交流した佐野真理奈さん=高砂市曽根町、曽根小学校
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ミニバスケットボールの兵庫県選抜チームとして韓国で交流した佐野真理奈さん=高砂市曽根町、曽根小学校

 日韓関係の悪化が伝えられ、各地で交流行事が中止になる中、日本スポーツ協会主催の「日韓青少年夏季スポーツ交流」が2~8日に韓国・大田広域市であり、3競技の日本選手団に東播(兵庫県)からも小中学生が参加した。子どもたちは国や言語の壁を越えて交流を深め、引率した教諭は「わだかまりや不安は感じなかった」とし、民間交流の大切さを伝えた。(若林幹夫)

 同協会主催の日韓スポーツ交流は、2002年のサッカーワールドカップ日韓大会をきっかけに始まり、各都道府県が持ち回りで参加している。今年は兵庫県がバドミントン、バスケットボール、卓球、京都府がサッカー、バレーボールを担当した。

 バドミントンは小中学生24人。小学生は県の選抜チームを編成し、中学生は同県加古川市内の5校が選手を派遣した。中学生女子の監督を務めた別府中学校の玉田充代教諭は「反日感情を伝える報道が激しかったが、行ってみると影響は少しも感じなかった」と振り返る。

 空港に着くと韓国の関係者らが「こんにちは」と日本語で出迎えてくれ、選手たちは練習中、片言の日本語、韓国語と身ぶりを交えてコミュニケーションを図った。山歩きやレクリエーションでも親睦を深めた。

 韓国の中学生はトップレベルの選手たちがそろっていたという。玉田教諭は「世界のバドミントンを体験できたことはよかった。子どもたちが日韓の懸け橋になってほしい」と願う。

 選手たちも充実感を覚えて帰国。別府中3年の女子生徒(15)は「ミスをしても『ドンマイ』と励ましてくれた。フットワークが参考になった。これからも交流は続けてほしい。もっと上達していつか試合で再会したい」と誓った。

 松陽ミニバスケットボールクラブで活動する高砂市立曽根小6年の佐野真理奈さん(12)は、小学校の県選抜チームの一員として参加した。「直接言葉は分からなくても、練習中は声をかけ合って打ち解けられた」と笑顔を見せた。

 佐野さんは4年生からチームの主力選手として県内の大会で活躍し、今回の選抜チーム12人に選ばれた。韓国の選手からは練習中、韓国語で「頑張ろう」を意味する言葉「ファイティン」を教わり、「普段通り声を出せた」と話す。パスやドリブルの基礎練習が中心で「左側のドリブルが苦手だと分かった」と新たな課題も見つけた。

 交流試合2試合は連勝し、佐野さんも得点を決めた。「バスケットボールをしている時間が一番楽しかった。プレーが通用できて自信にもなった」

 合同の夕食会は焼き肉。携帯電話の翻訳アプリで「バスケうまいね」と言ってもらえ、アイドルグループの話題でも盛り上がったといい、「たくさん触れ合えてよかった」と話した。

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