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アカミミガメを手に持ち、協力を呼び掛ける丹波篠山市職員。黄色い腹がポイント=丹波篠山市北新町
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アカミミガメを手に持ち、協力を呼び掛ける丹波篠山市職員。黄色い腹がポイント=丹波篠山市北新町

 兵庫県丹波篠山市では、篠山城跡三の丸西駐車場(丹波篠山市北新町)の入り口付近に、同城跡の堀などに生息する外来種「ミシシッピアカミミガメ」を回収するポストを設置した。このカメは5月から7月にかけて、産卵のために水辺から姿を見せるといい、市の担当者は「堀の近くを通りがかった時に見つけたら、ぜひ入れてほしい」と協力を呼び掛けている。(綱嶋葉名)

 同市と、市や民間事業者、神戸大学などでつくる「農都ささやま外来生物対策協議会」が企画した。両者は、アカミミガメによるとみられる食害で一時消失した南堀のハスや、準絶滅危惧種であるニホンイシガメを守るため、2014年度から外来生物の駆除を実施。これまでに浮島型のワナや捕獲網によって1311匹のアカミミガメを駆除した。堀での生息数は現在、100匹ほどと推定されている。

 しかし、目標として掲げているのは「根絶」だ。網などにかかる数が減ってきた一方、市民らからは、「アカミミガメ捕まえたよ」「卵を産んでるのを見た」といった連絡が入ることもあったため、産卵時期に合わせてポストを設置することにした。

 ポストは市職員たちのお手製で、協力を呼び掛ける看板と共に日陰に置いている。担当者によると、アカミミガメがよく見られるのは、東堀と内堀。日光浴をしている午前中が狙い目という。捕まえる際は鋭い爪に注意し、足元が不安定な場所などでの無理な捕獲は控えること。また、駆除対象外の「クサガメ」と間違えないよう要注意。アカミミガメは顔の横に赤い線があり、腹は黄色い。対して、クサガメの腹は真っ黒という。

 ポストの設置は7月末までで試験的な取り組みとなるが、効果があれば来年以降の実施も検討される。また自宅などでの引き取りや持ち込みなど、アカミミガメに関する相談も電話で受け付けている。平日の午前8時半~午後5時15分。同市農都環境課TEL079・552・1117。

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