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自作のアマビエイラストをあしらったパトロールカードを手にする井原直之巡査部長=畑駐在所
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自作のアマビエイラストをあしらったパトロールカードを手にする井原直之巡査部長=畑駐在所
アマビエをあしらったパトロールカード
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アマビエをあしらったパトロールカード

 新型コロナウイルス感染症拡大に乗じた詐欺被害を防止するため、兵庫県警篠山署は疫病よけの妖怪「アマビエ」をあしらったパトロールカードの配布を始めた。イラストを手がけた同署畑駐在所(丹波篠山市畑宮)の井原直之巡査部長(34)は、「受け持っている畑地区はお年寄りが多い。絶対に詐欺被害を出したくない」と力を込める。(綱嶋葉名)

 新型コロナウイルスを巡っては、特別定額給付金の申請手続きを装った、不審者による高齢者宅への訪問や、注文した覚えのないマスクが届くなどの事案が発生している。パトロールカードは警察官が地域を見回った際、異常の有無や防犯上の注意点を記して郵便受けなどに入れるもので、通常は県警のマスコットなどが描かれているという。

 井原巡査部長は業務を終えたある日、コロナ禍を受けて幼稚園が休園となり、家でお絵かきをする娘に付き合うことに。何げなく話題のアマビエを描いてみたところ、妻から絶賛された。気をよくした井原巡査部長は「パトロールカードに使えないか」と同署に提案。県内でも同ウイルスを巡って詐欺の電話がかかっていることなどから、採用が決まった。

 サインペンと色鉛筆を使い、カラフルに仕上げたカード用のアマビエは、兵庫県警の制服姿もりりしく、パトカー上から鋭いまなざしで詐欺被害防止を啓発する。アマビエといえば横顔のイラストが多いが、「独自性を出そう」(森江満署長)と、あえて正面を向いたかわいらしい姿にした。

 カードはまず、独居高齢者や高齢者世帯を中心に約1100枚を配布。同ウイルスの感染が収束するまでは配り続ける予定という。受け取った女性(75)=丹波篠山市=は「イラストが本当に上手でかわいい。1人暮らしで心細いし、詐欺には気をつけたい」。井原巡査部長は「アマビエが感染拡大防止にもつながればうれしい。カードを見て、詐欺のことを頭の片隅に置いといてもらえたら」と呼び掛けている。

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