丹波

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若きティラノサウルス「ジェーン」の全身骨格レプリカ=ちーたんの館
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若きティラノサウルス「ジェーン」の全身骨格レプリカ=ちーたんの館
「ジェーン」の頭骨に残る傷痕。穴の形や大きさから、8歳くらいのティラノサウルスにかまれたとされる=ちーたんの館
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「ジェーン」の頭骨に残る傷痕。穴の形や大きさから、8歳くらいのティラノサウルスにかまれたとされる=ちーたんの館
新たに常設展示に加わったティラノサウルス類のシオングアンロンとススキティラヌス・ハゼラエの全身骨格レプリカ=ちーたんの館
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新たに常設展示に加わったティラノサウルス類のシオングアンロンとススキティラヌス・ハゼラエの全身骨格レプリカ=ちーたんの館
2009年に篠山層群で見つかったティラノサウルス上科の前顎歯化石=ちーたんの館
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2009年に篠山層群で見つかったティラノサウルス上科の前顎歯化石=ちーたんの館

 若いティラノサウルス「ジェーン」(愛称)に焦点を当てた冬期特別展が、兵庫県丹波市山南町谷川の丹波竜化石工房「ちーたんの館」で開かれている。推定11歳で命を落としたとみられるジェーンの全身骨格レプリカや、地元で見つかった歯の化石など約35点が並び、ティラノサウルスの成長や進化の過程を知ることができる。

 同市山南町上滝の篠山層群では、2006年の丹波竜化石のほか、09年にティラノサウルス類の化石が見つかっており、発見から10周年記念として今回のテーマを決めた。

 ジェーンは01年、米モンタナ州南西部で後期白亜紀のヘルクリーク層から見つかった。発掘調査の結果、全身の約50%が保存されており、竜盤類、獣脚類、ティラノサウルス上科、ティラノサウルス科に分類される。愛称は博物館教育などに貢献したジェーン・ソレン氏にちなむ。年齢は化石の「成長停止線」を調べて算出し、成長期の亜成体とみられる。

 全身骨格レプリカは全長約7メートル、全高約3メートルで、成体と比べるときゃしゃだが迫力は満点。頭骨には、同じ年頃のティラノサウルスにかまれたとみられる二つの穴が残っている。左足の指が病理的に変形しており、このけがが原因で感染症を患い、死んだと考えられている。成体の大腿骨レプリカなども比較対象として展示している。

 そのほか、ティラノサウルス類の全身骨格レプリカとして、約1億2500万年~1億年前のシオングアンロンと、約9200万年前のススキティラヌス・ハゼラエの2体を、特別展に合わせて追加。約6700万年前のジェーンと見比べ、進化過程を実感することができる。

 3月1日まで。月曜休館(24日は開館し、翌25日休館)。午前10時~午後4時。大人200円、小中学生100円。ちーたんの館TEL0795・77・1887

(大田将之)

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