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威容を誇る大蛇を抱え、集落を練り歩く男性たち=丹波市山南町応地
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威容を誇る大蛇を抱え、集落を練り歩く男性たち=丹波市山南町応地

 わらで大蛇を作り、集落を巡る民俗行事「蛇ない」が12日、兵庫県丹波市山南町応地の大歳神社周辺で営まれた。地元保存会の男性たちが長さ8メートルの蛇を抱えて約40戸を訪問。玄関先では、大きな口で子どもの頭をかみ、家内安全や無病息災を願った。

 昔、近くの川が雨で増水し、取り残された子どもたちを蛇が救ったという伝説にちなんだ行事で、江戸時代が起源とみられている。

 住民たちは午前8時に集まり、昨秋に収穫、保管しておいた稲わらを、力を込めてない合わせた。約2時間かけて完成させると、お神酒1升を口に注ぎ、本殿に参拝してから集落へ。蛇は暴れれば暴れるほど良いとされ、道中、男性たちが雄たけびを上げて走り回り、蛇を踊らせる場面もあった。

 保存会長で自治会長の林敏和さん(67)は「子どもの数が減っているが、市の文化財でもある行事を長く続けたい」と話していた。

(藤森恵一郎)

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