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透析患者同士で気軽に語り合える場を目指して活動する畑田達和さん=ライフピアいちじま
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透析患者同士で気軽に語り合える場を目指して活動する畑田達和さん=ライフピアいちじま

 人工透析や腎臓病の患者たちの自助、共助を目指す兵庫県丹波市内の市民グループ「きどにぃ会」が、同市市島町上田のライフピアいちじまで月1回の交流会を始めた。来年4月からは、主に透析前や初期の人を対象にした講座も開く予定。代表の畑田達和さん(41)=同市=は「気楽に集まり、ざっくばらんに情報交換ができる場にしたい」と話し、参加を呼び掛けている。

 畑田さんは19歳で慢性腎炎と診断され、24歳から人工透析が必要になった。近くに住む人同士で不安や悩みを相談できる場をつくろうと、2015年に「丹波腎臓病患者会」を設立。勉強会の開催などに取り組んできた。ただ、会員が思うように増えないため、今年4月にきどにぃ会に改称し、活動内容の充実を図っている。名前の由来は、英語で腎臓を意味するkidney。優しいイメージにしようと、平仮名表記にした。

 現在の活動は、毎月第二土曜に同県西脇市の大山記念病院近くの「喫茶さくら亭」で開いているランチ会や、原則毎週金曜に丹波市青垣町文室の旧神楽小に設ける「出張所」など。出張所では主に、災害時に備えて透析情報を記録する「情報カード」の作成を支援している。

 今後は丹波市内の患者がより参加しやすいよう、毎月第3日曜にライフピアいちじまで交流会を開く。透析について知識と経験が豊富な畑田さんが検査や治療、生活について助言し、会員同士で語り合う。来春からは透析講座のほか、料理教室、防災教室などを開催する計画も立てている。

 約2年前に透析を始めた会員の女性(57)=同市=は「病院だと遠慮して質問できないことも、ここだと何でも聞ける」と話す。畑田さんは「透析をしている人同士で顔見知りになっていれば、災害時に食事の事情などが分かり合えるので頼りになる。日頃からつながっておくことが大切」と強調する。

 入会金や会費はなし。料理教室などは実費が必要。出張所での相談を希望する場合は要事前連絡。(藤森恵一郎)

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