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署長感謝状を受け取った永井由美子さん(左)と森江満署長=篠山署
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署長感謝状を受け取った永井由美子さん(左)と森江満署長=篠山署

 特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、兵庫県警篠山署は23日、ローソン古市店(丹波篠山市古市)のアルバイト、永井由美子さん(50)=丹波篠山市=に署長感謝状を贈った。

 同署などによると9月6日午後8時ごろ、同市の男性(69)が、楽天ポイントギフトカード35万円分を購入するため来店した。金額の多さから、永井さんは「おかしい」と直感。県警が配った詐欺被害を防ぐためのチェック表などを男性に見せながら、オーナーの後藤浩喜さん(58)と共に20分ほど説得した。

 焦った様子の男性と口論になり、最後は押し切られて販売したが、男性が店を出た直後に同署へ通報。防犯カメラの映像などから同署が男性の身元を特定し、被害を未然に防いだ。男性は同日、スマートフォンの画面上に現れたポップアップ広告に気付き、記載されていた番号に電話したところ、「会員登録された。解約したかったら35万円払え」と命じられたという。

 永井さんは以前、同様に高額の電子マネーを購入した客が詐欺被害に遭っていたため、慎重に対応したという。「警察の協力があったので防げた。被害に遭わなくてよかった」と永井さん。森江満署長は「すぐに連絡をもらったので、被害を未然に防ぐことができた。とにかく早い通報を行ってほしい」と呼び掛けた。(綱嶋葉名)