丹波

  • 印刷
待合室でAIによる問診に答える患者=ささやま医療センター
拡大
待合室でAIによる問診に答える患者=ささやま医療センター

 兵庫医科大ささやま医療センター(兵庫県丹波篠山市黒岡)は、初診時にタブレット端末で複数の質問に答えると、人工知能(AI)が病名を推測して電子カルテを自動で作る「AI問診サービス」を導入した。症状を詳細に入力できることから診察時間が短縮され、待ち時間が短くなることが期待されている。

 同センター総合診療科では受付を訪れた初診患者に、紙の問診票の代わりにタブレット端末を手渡す。性別、年齢に続いて症状のある部分を入力すると、端末上で一問一答形式の問診が始まった。

 「症状はいつから?」「どんな痛み?」「程度は?」「間隔は?」「部位は?」「他に症状は?」

 それぞれの質問にはきめ細かい選択肢が示され、患者は画面をタッチするだけ。既往症や生活習慣も含めて20問前後あり、入力は5分ほどで終わる。お薬手帳を撮影すれば服薬データも反映される。

 待合室に座って操作していた市内の男性(62)は「簡単やね。紙に書くよりも気になるところを詳しく伝えられるし」と話す。

 入力したデータは電子カルテに変換され、疑いのある病名も示される。医師はその画面を見ながら患者の診察を進める。

 同センターは7月末、総合診療科の初診でサービスを取り入れた。診察をスムーズにすると同時に、医療現場の働き改革が狙いだ。近年、民間の医療機関などで導入が進むという。

 タブレット入力が難しい患者には実習中の学生や看護師が付き添う。同センターは「分かりやすく正確な診察につなげたい」としている。(金 慶順)

丹波の最新
もっと見る

天気(10月21日)

  • 24℃
  • 18℃
  • 30%

  • 22℃
  • 12℃
  • 20%

  • 25℃
  • 16℃
  • 50%

  • 24℃
  • 15℃
  • 40%

お知らせ