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児童が育てて収穫した天内芋入りのっぺい汁が給食に登場した=大山小学校
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児童が育てて収穫した天内芋入りのっぺい汁が給食に登場した=大山小学校
天内芋
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天内芋

 兵庫県篠山市大山上地区の伝統作物でサトイモの一種「天内芋」が5日、のっぺい汁として給食に登場し、市内ほぼ全域となる31校園で提供された。3年前から授業の一環で栽培、収穫体験などを地域住民と二人三脚で行ってきた大山小学校では、児童らが地元の恵みに感謝しながらとろとろの軟らかい食感を味わった。

 天内芋は、大山上地区の一部で、主に自家用として代々受け継がれてきた。「土垂」というサトイモの一種でつるっとした粘り気が特徴といい、江戸時代には篠山藩への献上品として珍重されたと伝わる。

 地域の特産物を生かして地域交流や活性化につなげようと、地区では2016年に一般社団法人「天内」を立ち上げ、栽培拡大に取り組んでいる。今年は約25アールの畑で約4・5トンの収量を見込む。市場出荷も実現し、安定した栽培ができるようになったことから、約80キロを給食に無償提供した。

 大山小学校ではランチルームで児童62人がのっぺい汁をぺろりと平らげた。4年生9人は今年4月に種芋を植え、10月に収穫体験しており、自ら育てた秋の味覚を味わった。「天内」の伊勢隆雄代表理事(72)は「3年間子どもたちと一緒にできたことに感謝」。4年の女児(10)は「重くて収穫は苦労した分食べるのが楽しみだった。口の中でとろけておいしかった」とおかわりしていた。(尾藤央一)

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