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折り方によって使い分けられるバンダナ=豊岡市社会福祉協議会
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折り方によって使い分けられるバンダナ=豊岡市社会福祉協議会

 障害者が災害時に周囲から支援を受けやすくするための大判のバンダナを、兵庫県豊岡市社会福祉協議会(同市城南町)が3千枚作製した。四隅にそれぞれ「目が不自由です」などと記してあり、折って身にまとえば避難所などで周囲に知らせることができる。障害者からは「通常よりも助けを求めにくい状況なので、声を掛けてもらえると助かる」と話している。(石川 翠)

 障害などを周囲に知らせるバンダナは各地で導入する動きがあり、県内では芦屋市や加古川市などが作製している。豊岡市社協は1年半ほど前から準備。当事者の意見を反映しながら、シンプルで目立つデザインを考えた。

 90センチ四方の大判で、軽くて乾きやすいポリエステル素材。三つの角には黄色地に「目が不自由です」「耳が不自由です」「身体が不自由です」と記され、英語表記とともに、視覚障害者のシンボルマークや耳マーク、ヘルプマークもプリントされている。「目が不自由です」の角には小さなタグが縫い付けられ、触れば識別できる工夫も。残る一つの角は青地に「支援ができます」と記している。

 梅雨や台風シーズンなど水害が起きやすい時期を迎える6月15日から、市内の障害者施設などを通じて希望者に配布する。約150カ所の指定避難所にも設置する予定。

 市視覚障害者協会会長の大垣洋さん(64)は「阪神・淡路大震災の時、周囲の状況が分からないまま、避難所で途方にくれたという障害者の事例も聞いた」という。車いすで生活している女性(60)は「災害時にはエレベーターが使用できなくなるなど動きにくくなる。バンダナで知らせることで手伝ってもらいやすくなれば」と話している。

 市社会福祉協議会TEL0796・23・2573

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