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弥生土器の一部とみられる破片を見つけた横尾信太郎君(手前)と正信さん=朝来市
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弥生土器の一部とみられる破片を見つけた横尾信太郎君(手前)と正信さん=朝来市

 兵庫県朝来市の大蔵小学校5年横尾信太郎君(11)がこのほど、同小近くの山城「土田(はんだ)城」(通称・鳶(とび)ケ城)で、弥生時代のものとみられる土器のかけら2片を見つけた。市埋蔵文化財センター(同市山東町大月)によると、山上にあった集落で使われていた土器の可能性があるという。

 土田城は標高約220メートルの尾根に造られた山城。発掘調査は行われていないため詳細は不明だが、史料などによると、戦国時代に廃城になったとされる。現在でも曲輪や竪堀の跡が残り、大蔵地域自治協議会が登山道の整備を続けている。

 破片は今月上旬、父親の正信さんと散策中に信太郎君が発見した。茶褐色と黒っぽい2片で、直径約2~3センチ。信太郎君は「石だと思った」というが、正信さんは土器の一部だと考え、同センターに持ち込んだ。

 同センター指導員の田畑基さんによると、2片は土の質などから、弥生時代後期のものとみられるという。「当時は高地性集落が営まれていた時期でもあり、その傾向とも一致する」と分析する。

 正信さんは「まさか弥生時代の土器とは思わなかった。地域の古代の姿を知るきっかけになる」と話している。(竜門和諒)

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