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童話を通して小学校で習う全ての漢字が学べる教材を高柳小の西村真澄校長(右)に手渡した井上憲雄さん=養父市教育委員会
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童話を通して小学校で習う全ての漢字が学べる教材を高柳小の西村真澄校長(右)に手渡した井上憲雄さん=養父市教育委員会

 小学校で学ぶ漢字を全て使った創作童話をかつて考案した兵庫県養父市の元教諭井上憲雄さん(63)=同市=が、新学習指導要領に合わせて新たに作った童話集「新小学校漢字1026字-音読で楽しく学べる漢字童話」を300冊、市教育委員会に寄贈した。物語を楽しみながら読むことで漢字に触れることができる教材として、市内の9校で活用される。(桑名良典)

 井上さんは2014年まで、養父小学校などで教員として勤務。現在は花園大(京都市)の児童福祉学科専任講師として、幼稚園教諭などを目指す学生を指導している。

 小学校で勤務していた時、本は好きだが漢字が読めないため読書を楽しめないという児童と接し、面白く漢字を学べる方法として童話作りを発案。学校で習う漢字を1回以上使ったオリジナル童話を09年に考案し、小中学生向けの教材を発行した。

 今回、新しい学習指導要領で、都道府県に用いる漢字20字が小学4年に加わって1006字から1026字に増えたため、内容を一新した。A5判、236ページ。イラストも添えて読みやすくしている。

 このほど井上さんが市教委を訪れて寄贈。受け取った高柳小学校の西村真澄校長(59)は「物語の区切りで数字を打ってあり、使いやすい。しっかり活用したい」と感謝の言葉を述べた。井上さんは「地名を童話に入れるのは難しかったが、何とか仕上げた。漢字に親しんでくれたら」と話している。

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