但馬

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売れ残ったうどんの活用を提案してパンの販売を始めた(右から)「和心。」の垣内正和さんと苺一笑の西川剛さん、美紗さん=苺一笑
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売れ残ったうどんの活用を提案してパンの販売を始めた(右から)「和心。」の垣内正和さんと苺一笑の西川剛さん、美紗さん=苺一笑
メンチカツバーガー
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メンチカツバーガー
かしわ天バーガー
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かしわ天バーガー

 兵庫県朝来市山東町大月のパン工房「苺一笑」が、同市和田山町桑原のうどん店「和心。」のうどんを使ったパンを作り、両店で販売している。「和心。」が売れ残った麺の活用を提案して、和洋のコラボレーションが実現。もちもちとした食感が特長で、幅広い世代に人気を呼びそうだ。(竜門和諒)

 「和心。」店主の垣内正和さんは営業中、駐車場に来店客が見えた時点で大盛りの注文を受ける可能性を考慮。うどんの提供時間短縮を目標に、麺を多めにゆで始めることを心掛けているという。余った麺は氷水に浸すが、時間がたつとともに水を吸ってコシがなくなるため、30分以上過ぎた麺は廃棄していた。

 多い時は1日5キロに上るため、今年1月、「和心。」の常連客でもある「苺一笑」店主、西川剛さん(37)と妻の美紗さん(33)に麺の提供を持ち掛けた。

 西川さんは、小麦粉を熱湯でこねる「湯種製パン法」をヒントに、伸びた麺も材料にできると考えて引き受けることに。しかし同じ小麦粉でも、パンの強力粉とうどんの中力粉とでは弾力性や粘りに違いがあり、パン作りは難航。生地を作るミキサーにうどんを混ぜ、強力粉の投入量を調整したり、普段は使わない卵を混ぜたりするなど試行を重ね、ようやく完成させた。

 「苺一笑」では白パンの「なごみパン」を97円、「プチなごみパン」を3個入り238円、うどんを混ぜた食パンを1斤378円で販売。「和心。」では、なごみパンを使い、メンチカツやかしわ天のバーガー(いずれも360円)などを手作りしている。

 垣内さんは「一生懸命作ったうどんを無駄にせずに済むのでありがたい」と笑顔。西川さんは「お互いの店を知ってもらうきっかけになれば」と話している。

 苺一笑は午前10時~午後6時(木曜休み)。商品が完売次第閉店するため、予約が望ましい。TEL079・668・9488

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