但馬

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試験的に「和雲」を水に浮かべライトアップした「うへ山の棚田」(村岡高校提供)
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試験的に「和雲」を水に浮かべライトアップした「うへ山の棚田」(村岡高校提供)
浜上勇人町長とふるさと納税の返礼品を企画した村岡高校の生徒たち=香美町役場本庁舎
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浜上勇人町長とふるさと納税の返礼品を企画した村岡高校の生徒たち=香美町役場本庁舎
射添和紙に草花を漉き込んで制作した名刺
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射添和紙に草花を漉き込んで制作した名刺

 地域住民との協働を目指す村岡高校(兵庫県香美町村岡区村岡)の生徒たちが、同町のふるさと納税の返礼品として、同区長須地区に伝わる射添和紙の紙漉き体験と宿泊をセットで楽しめる企画を考案した。8月16、17日と23、24日の2回(1泊2食付き)で、町外在住のペア各1組限定。生徒たちは「手漉き和紙で世界に一つの作品を一緒に作りませんか」と呼び掛けている。(金海隆至)

 同校の総合学習の時間を利用した地域活性化プロジェクトの一環。「紙漉き班」として活動する2、3年生4人が長須地区の旧公民館を拠点に、元地域おこし協力隊の本多秋香さん(41)から和紙作りの指導を受け、地元のマラソン大会の賞状作成などに取り組む。同町によると、地元高校生との体験活動がふるさと納税の返礼品に採用されるのは初めてという。

 生徒たちは和紙の新たな活用法として昨年、5センチ四方の立方体に発光ダイオード(LED)を入れて照らすオブジェ「和雲」を開発した。表面に漆や油を塗り重ねることで耐水性を持たせ、日本の棚田百選に認定されている「うへ山の棚田」(同町小代区貫田)で来年5月、水面に約200個を浮かべてライトアップするイベントを計画。今回の企画の利用者には、実現に向けて和雲作りなどの準備を進めるサポーターとしての参加も呼び掛ける。

 企画では、1日目に旧公民館で紙漉き作業を体験してもらい、草花を漉き込んだ名刺や灯籠、和雲のいずれかを制作。「うへ山の棚田」を訪問後、同町山間部のゲストハウスに宿泊し、完成した手漉き和紙を持ち帰ることができる。寄付金額は1組6万円。

 3年の女子生徒(18)は「貴重な射添和紙を次の世代に残すため、紙漉き体験や棚田でのイベントをともに楽しむことで和紙作りのファンを増やせたら」と意気込んでいる。

 申し込みはふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」から。同町総務課TEL0796・36・1111

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