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かつて暮らした「山の民」の食をイメージした詰め合わせ=香美町小代区神水
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かつて暮らした「山の民」の食をイメージした詰め合わせ=香美町小代区神水

 かつて兵庫県香美町小代区で暮らした「山の民」のごちそうはいかが-。同区神水のジビエ食肉販売施設「峰鹿谷」が6月下旬から、シカやイノシシなどの肉と農産物の薫製を詰め合わせた商品「マタギめし」と「木地師めし」の販売を始める。代表の井上亀夫さん(61)は「小代らしい土産品で、炊きたてのご飯やお酒との相性は抜群」と胸を張る。今月25日から予約を受け付ける。(金海隆至)

 2004年の台風被害で不通となっていた町道岩小屋線(同区秋岡-鳥取県若桜町)が25日、国道482号に昇格して通行を再開するのに合わせ、観光振興の一助にと開発した。

 地元の古老らによると、昭和初期には一帯の山中でイノシシやウサギなどを狙う猟師たちが存在。また同40年頃までは、木材をろくろでくりぬいて椀や盆を作る職人「木地師」が多く居住し、住民に製品を売って生計を立てていたという。

 井上さんが商品の構想を練り、地元の猟友会や営農組合から食材を調達して、薫製専門店「香味煙」(同町村岡区福岡)に製造を依頼した。

 猟師の携帯食をイメージした「マタギめし」には、同町で捕獲されたイノシシとシカの肉、和歌山産の梅の薫製などを詰め合わせた。地元住民が製造したみそに乾燥野菜を混ぜた「みそ玉スモーク」は、カップに入れて湯を注ぐだけで独特の香りのみそ汁が味わえる。「木地師めし」には鳥取産の鶏肉や黒毛和牛のほか、昆布などで味付けしたタマネギの薫製を入れた。

 井上さんは「食材の宝庫でもある小代について知ってもらえれば」と話している。

 それぞれ6480円、3240円、2160円の3通りあり、内容や分量が異なる。峰鹿谷や小代物産館(同区神水)、香味煙などで販売。峰鹿谷TEL0796・97・2529

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