但馬

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屋外に展示されている淀井敏夫氏の代表作「飛翔」=あさご芸術の森美術館
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屋外に展示されている淀井敏夫氏の代表作「飛翔」=あさご芸術の森美術館
キリンやカモメなどのブロンズ像が並ぶ=あさご芸術の森美術館
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キリンやカモメなどのブロンズ像が並ぶ=あさご芸術の森美術館
故淀井敏夫氏=あさご芸術の森美術館
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故淀井敏夫氏=あさご芸術の森美術館

 兵庫県朝来市(旧朝来町)出身の彫刻家で、「あさご芸術の森美術館」(同市多々良木)に生涯の作品の大半を寄贈した故淀井敏夫氏(1911~2005年)の足跡をたどる特別展「淀井敏夫展 伝え、紡いだもの」(神戸新聞社など後援)が18日、同館で始まった。6月の開館20周年を記念して企画した。常設の代表作と合わせ、淀井作品の魅力を楽しめる。7月7日まで。(竜門和諒)

 淀井氏は針金と縄の骨組みに直接石こうを塗って型を取る技法を用い、細く、しなやかな線を表現した作品で知られる。同町が進めていた、美術作品と自然を調和させる「芸術の森構想」に共感し、彫刻など125点を寄贈。同館は1999年、淀井作品を常設展示する形で開館した。

 特別展の会場には、キリンやカモメなどをかたどった動物のブロンズ像に加え、同館が所蔵する水彩画など計約80点が並ぶ。JR姫路駅北側に設置していた少年少女像「希望」を繊維強化プラスチック(FRP)で作り直し、自宅で保管していた大作も初めて披露されている。

 また、淀井氏が生前に語った「人々が交流できるサロンのような美術館に」との遺志を継ぎ、同館はこれまでに多くの美術家による個展や公募展を開催。過去20年に作品展を開いた美術家ら約70人の絵や彫刻を紹介する「人とアートの無限の繋がり1+1+1…展」も同時開催している。

 赤曽部美鶴館長は「エネルギーに満ちた淀井作品の魅力を再発見してもらうとともに、美術家同士の交流から新たな作品が生まれるきっかけになれば」と話した。

 午前10時~午後5時(6月以降は午前9時半開館)。水曜休館。大人500円、大学・高校生300円、小中学生200円。同館TEL079・670・4111

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