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最後の竹田城主・赤松広秀ゆかりの名刀「獅子王」の写し刀=朝来市和田山町竹田
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最後の竹田城主・赤松広秀ゆかりの名刀「獅子王」の写し刀=朝来市和田山町竹田

 兵庫県朝来市和田山町竹田の情報館「天空の城」で、最後の竹田城主・赤松広秀(1562~1600年)ゆかりの日本刀「獅子王」の写し刀が展示されている。昨年4月に竹田城跡に奉納された後、1年かけて和歌山県や東京都などで特別公開し、“里帰り”してのお披露目となっている。今月31日まで。(竜門和諒)

 獅子王は平安時代、都で暴れる妖怪「鵺」を退治した源頼政が褒美として天皇から賜ったとされる。赤松家が代々受け継いできたが、広秀が徳川家康から切腹を命じられたことで没収。現在は国の重要文化財に指定され、東京国立博物館が所蔵している。

 獅子王に着目したのは、同市が開いた異業種交流会に参加した姫路市のNPO法人理事長、崎谷健さん(44)。無念の死を遂げた広秀を弔おうと、インターネットで資金を募る「クラウドファンディング」に取り組み、写し刀の制作を目指した。戦国時代を舞台にしたゲームなどをきっかけに日本刀に興味を持つ女性らに支援の輪が広がり、目標の300万円を大きく上回る381万円が集まった。

 制作は、佐用町に鍛刀場を構える刀匠高見國一さんに依頼。高見さんが同博物館の実物を手に取って感触を確かめるなどして完成させた。崎谷さんは「いろいろな土地を巡り、多くの人の手に渡った刀。その縁やゆかりを感じてもらえれば」と話している。

 入館無料。午前9時~午後5時。同館TEL079・674・2120

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