但馬

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「火渡り」の修行で煩悩を焼き払う参拝者=香美町香住区三川
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「火渡り」の修行で煩悩を焼き払う参拝者=香美町香住区三川
「火渡り」の修行で煩悩を焼き払う参拝者=香美町香住区三川
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「火渡り」の修行で煩悩を焼き払う参拝者=香美町香住区三川

 兵庫県香美町香住区三川の三川権現社で3日、春の大祭「三川権現炎のまつり」が開かれた。県内外から訪れた約3千人の参拝者は、勢いよく燃え上がる火柱を囲んで手を合わせたり、炎の上を歩く修行「火渡り」に参加したりして煩悩を焼き払い、無病息災を祈った。(末吉佳希)

 三川権現社は、1300年ほど前に修験道の開祖・役行者により開かれ、鳥取県の三徳山や奈良県の大峰山と並ぶ「日本三大権現」として信仰を集めていたという。

 中心行事の「柴燈護摩供祈願」の開幕では、地元住民らが伝統芸能「三川権現太鼓」を打ち鳴らした。かつて地域内で悪行を重ねていた鬼を役行者が鎮めたというエピソードにちなみ、演奏者は鬼や役行者に見立てたお面をかぶって力強い音色を響かせた。

 その後、修験者ら8人がほら貝の音とともに姿を現し、境内の四方に矢を放って結界を結び「井」の字形に組まれた護摩壇に点火。白い煙が立ちこめた後に赤黒い火柱が燃え上がると、参拝者は願いを書いた護摩木をくべて手を合わせた。

 法要後は、くすぶる炎の上を歩く「火渡り」の修行が続き、修験者を筆頭に列を成した参加者はばちばちと音を立てるヒノキの葉やスギの丸太の足場を次々と通り抜けていった。

 毎年参加しているという香美町の会社員男性(38)は「煙の中で安らぎを感じながら、家内安全を祈った」と話していた。

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