但馬

  • 印刷
初の個展を開いた多田たか恵さん(左端)と母の裕子さん、南光和玄さん=神戸聖隷歴史資料館
拡大
初の個展を開いた多田たか恵さん(左端)と母の裕子さん、南光和玄さん=神戸聖隷歴史資料館
左手を使って絵を描く多田たか恵さん=2002年2月(南光和玄さん提供)
拡大
左手を使って絵を描く多田たか恵さん=2002年2月(南光和玄さん提供)

 脳性まひの重度障害があり、兵庫県朝来市和田山町竹田の障害者支援施設「真生園」に入所している多田たか恵さん(53)が、近くの神戸聖隷歴史資料館で初の個展を開いている。約20年前から多田さんに絵を教える元小学校教諭、南光和玄さん(84)=同市=と二人三脚で描いた水彩画など約30点が並ぶ。5月17日まで。(長谷部崇)

 多田さんは手脚が自由に動かず、会話も難しい。意思疎通は、指を曲げ伸ばしできる左手のジェスチャーや文字盤を使用。絵を描く際は、使いたい色画用紙や絵の具を指さし、南光さんに色を混ぜてもらい、左手に筆やはけを握る。

 南光さんが作った型紙に沿って富士山やかまくらなどを描くこともあれば、自由に走らせたオレンジや緑の線を夕日や野山に見立てた南光さんが動物を描き足して「夕日と遊ぶ犬」「野山を楽しむ兎」と仕上げることもある。多田さんのお気に入りは、満開の桜を画面いっぱいに描いた作品という。

 月1回、真生園に通って絵画を教える南光さんは「初めて多田さんに会った時、絵を通じておしゃべりをしたいんだなと直感した。初めて個展を開くことができ、彼女も張り切っている。多くの人に見てもらいたい」と話している。

 午前9時~午後4時。入場無料。土日曜・祝日休み(4月30日と5月2日は開館)。神戸聖隷歴史資料館TEL079・666・8056

但馬の最新
もっと見る

天気(5月26日)

  • 31℃
  • ---℃
  • 0%

  • 35℃
  • ---℃
  • 0%

  • 32℃
  • ---℃
  • 0%

  • 35℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ