但馬

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長期休業から復活する「高中そば処」。地元出身の安達良一さん(左端)が店を手伝うことになり、再開を決めた=養父市奥米地
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長期休業から復活する「高中そば処」。地元出身の安達良一さん(左端)が店を手伝うことになり、再開を決めた=養父市奥米地

 今夏から休業していた兵庫県養父市奥米地の「高中そば処」が、7日から営業を再開する。8月に店を支えてきた「高中特産物生産組合」の組合長が亡くなり、存続が危ぶまれたが、地元に戻ってきた飲食業経験者が店を手伝うことで、再開にこぎつけた。9日までの3日間を「プチ感謝祭」として、先着50人に天ぷら盛り合わせなどを無料提供する。今後は週末中心の週4日で営業していく予定。(桑名良典)

 高中そば処は、1987年にオープン。住民でつくる高中特産物生産組合が経営し、高中地区などで栽培するソバと山芋で製造した手打ちそばを提供する。同地区は、かつて出石藩の一部だったことから、そば作りが盛んだったという。

 しかし、同組合の安原徳三郎組合長が今年8月、病気で亡くなった。店の調理責任者で妻のよしのさん(77)は「女性ばかりになり、店をたたもうかとも考えた。一方で、地域の人や明石、神戸などのリピーターから存続を望む声も多くて悩んでいた」という。

 再開のきっかけになったのは、同地区出身の安達良一さん(65)が帰ってきたこと。京都・嵐山の料亭での勤務歴もあり、「経験を生かせれば」と申し出たという。そこで安原さんら地元の女性3人、安達さん、地域おこし協力隊員を含めた5人で再開することに。

 安原さんは「店に男性がいると心強い。頼りにしています」と話せば、安達さんは「不安と期待が半分ずつ。私の母親もこの店で働いていたのもご縁です。まずは、そば打ちの勉強から始めます」と意気込む。

 営業は毎週金、土、日、月の4日間。午前11時~午後3時。TEL079・665・0364。

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