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無観客の店内で動画撮影に臨む男性デュオ「にこいち」の井指冬輝(いさし・ふゆき)さん(左)と松田央(ひろ)さん=神戸市中央区下山手通2、バリット(撮影・後藤亮平)
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無観客の店内で動画撮影に臨む男性デュオ「にこいち」の井指冬輝(いさし・ふゆき)さん(左)と松田央(ひろ)さん=神戸市中央区下山手通2、バリット(撮影・後藤亮平)
無観客の店内で動画撮影に臨む男性デュオ「にこいち」の井指冬輝(いさし・ふゆき)さん(左)と松田央(ひろ)さん=神戸市中央区下山手通2、バリット(撮影・後藤亮平)
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無観客の店内で動画撮影に臨む男性デュオ「にこいち」の井指冬輝(いさし・ふゆき)さん(左)と松田央(ひろ)さん=神戸市中央区下山手通2、バリット(撮影・後藤亮平)

 新型コロナウイルスの感染予防のため、兵庫県が一部の業種に続けてきた休業要請が1日、全面解除された。大阪市などでクラスター(感染者集団)が発生したライブハウスもその対象。神戸市内で人気のライブハウスは出演者との日程調整や3密(密閉、密接、密集)の対策に苦労し、すぐに営業再開へと踏み切れない苦境に立ち続けている。(津谷治英)

 神戸市中央区の「VARIT.(バリット)」は、新型コロナの感染拡大が始まった2月末に最初の公演の延期が出た。4、5月は全てのステージが延期または、中止となり休業へ。収入は絶たれ、入居ビルに家賃の支払いを一時猶予してもらうなど苦心してきた。

 休業要請は解かれても、出演者との日程調整は遅くとも2カ月前から行うのが通常で、著名なミュージシャンだと1年前から交渉する。南出渉(わたる)社長(45)は、「急な決定で、とても間に合わない」と頭を抱える。

 客席の距離を保つのも大きな障壁だ。感染予防には約2メートルが必要とされる。同店は立ち見を含めて満席になると最大300人を収容できるが、客と客との間隔を2メートル空けると20人程度しか入れない。集客力の高い人気アーティストを呼ぶのが難しくなる。

 やむを得ず6月は休業を継続。南出さんは「観客と出演者の安心、安全の保障が優先」とし、空気清浄機の設置などに力を入れる。

 一方で、仲間の4店と共同で動画を制作。各店が選んだアーティスト32組の演奏や歌を2千円で視聴できる番組「ライブハウス・ジャッジメント」を21日に配信する。ライブハウスが育てた音楽文化を伝える機会にしようと、動画には神戸市出身の男性デュオ「にこいち」も出演。「無観客で歌うのは寂しいが、自分たちはここで育った。少しでも恩返しがしたい」と撮影に臨む。

 また、今年40周年を迎えるチキンジョージ(神戸市中央区)も5月まで休業した。6月以降も大半のイベントが延期、中止となったが、6月28日の「Oh!Sharels(オシャレルズ)」の公演から再開する。女性ボーカルとラッツ&スターで活躍した出雲亮一さん、山崎広明さんで構成する。

 専務の児島勝さん(57)は新型コロナの第2波を警戒しながら、「当面は立ち見を避け、着席のみで営業する」と話している。

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