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谷上駅を出発する北神急行の車両=31日午後、神戸市北区、谷上駅(撮影・辰巳直之)
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谷上駅を出発する北神急行の車両=31日午後、神戸市北区、谷上駅(撮影・辰巳直之)
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北神急行電鉄が6月1日に神戸市営化することを受け、三宮-谷上間の運賃が大幅に安くなるとアピールする電子看板=31日午後、神戸市中央区(撮影・辰巳直之)
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北神急行電鉄が6月1日に神戸市営化することを受け、三宮-谷上間の運賃が大幅に安くなるとアピールする電子看板=31日午後、神戸市中央区(撮影・辰巳直之)

 神戸市は1日から、市北部の谷上と都心の新神戸を結ぶ北神急行電鉄(神戸市北区)を市営化する。市が親会社の阪急電鉄から資産を198億円で譲り受け、相互乗り入れしていた市営地下鉄の北神線として運行する。地下鉄との一体運営でコスト削減を図り、谷上から市中心部の三宮までの運賃を550円から280円とほぼ半額に引き下げる。人口減少が目立つ市北部の活性化につなげる狙い。(石沢菜々子)

 1988年4月開業の北神急行は、谷上と新神戸の2駅のみで、両駅間約7・5キロを8分で結ぶ。谷上駅で神戸電鉄と接続し、新神戸駅より南の市営地下鉄西神・山手線と相互乗り入れしている。

 路線の大半をトンネルが占め、建設費が700億円と膨らんだ影響で、市営化前の初乗り運賃(谷上-新神戸)は370円(市営化後は280円)。「日本一高い」とされ、利用客が伸び悩む要因となってきた。

 神戸の都心から市北部の北神地域などへの利便性が高い路線で、市は2018年末、全国でも例のない民間鉄道の市営化に向け、阪急電鉄と交渉を開始。約650億円の負債を除いて譲渡を受けることなどで19年3月に基本合意し、今年3月に国の認可を得た。

 市は20年度予算に、事業の譲り受けやシステム改修の費用などとして約247億5千万円を計上した。譲渡額の8割は市交通局の企業債で賄い、30年かけて償還する計画。市営化後は運行を当面、神戸電鉄(同市兵庫区)に委託し、年約9億円の委託料を支払う。

 一方、99年度から北神急行に補助金を投じてきた兵庫県も運賃値下げを支えるため、譲渡額の1割の約20億円を複数年に分けて補助する。県と神戸市は09年度以降、年間1億3500万円ずつを補助してきた。

 現在、北神急行の乗降客数は1日約2万4500人。市は当初、市営化直後から3万3400人に増えると見込んだが、市営化に伴うバス路線の再編が地元住民の反発などで一部頓挫し、3万1600人に下方修正した。

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