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休校中の分散登校日。マスク姿で接する教員と児童=20日、神戸市中央区中山手通4、こうべ小学校(撮影・辰巳直之)
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休校中の分散登校日。マスク姿で接する教員と児童=20日、神戸市中央区中山手通4、こうべ小学校(撮影・辰巳直之)

 兵庫県への緊急事態宣言の解除を受け、休校が続く県立学校は当面は分散登校ながら、6月1日からの授業再開が決まり、県内の多くの市町立小中学校も同様に再開を予定する。集団が基本の学校で「3密」を避ける予防策を講じつつどう学習の遅れを取り戻すのか。学校現場は悩みながら、春休みを挟んで3カ月ぶりに生徒・児童らに向き合う。(斉藤絵美、井上 駿)

 「年間予定をごろっと変えなければいけない」。6月から再開する宝塚市立宝塚第一中学校の田川隆司校長(59)は漏らす。当面は学年を二分して午前と午後に授業を行い、課題を出して学習の遅れをフォローする。1人の教員が午前と午後に同じ授業をする上、毎日2回の消毒業務もあり、多忙を極めそうだ。

 田川校長は「行事は縮小され、給食も向かい合っては食べられないだろう。子どもたちが学校に行く楽しみを失わないようにしたい」と声を振り絞る。

 感染予防にも神経をとがらせる。神戸市長田区の県立兵庫高校は生徒にゴム手袋を配り、教職員とともに机やドアノブなどを毎日消毒する予定。加古川市では休み時間を短縮して手洗いの時間を確保する小学校もある。

 授業での感染防止が難しい教科もある。神戸市内のある県立高の保健体育科の男性教諭は「体育に3密はつきもので、きちんとした授業ができるかどうか」と漏らす。さらに「3年の1学期の成績は進路指導で非常に重要だが、授業が10回もない中で評価しないといけない」と困惑する。

 保護者に感染者がいたという阪神間の県立高の教員は「うわさが広まり、生徒間で『コロナいじめ』が出ないよう最大限注意したい」と厳しい表情。「家庭学習用に学習支援アプリを導入したが、生徒の利用率は半分以下。学習の遅れをどう補い、進路指導につなげるか。課題山積だ」と口調を強めた。

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