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鎮魂の祈りを込め、灯籠を流す追悼式典の参加者=17日午前5時34分、淡路市小倉(撮影・内田世紀)
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鎮魂の祈りを込め、灯籠を流す追悼式典の参加者=17日午前5時34分、淡路市小倉(撮影・内田世紀)

 兵庫県淡路市小倉の北淡震災記念公園で催された追悼行事には、遺族や地域住民ら約200人が参加した。島内の犠牲者数(島外で亡くなった1人を含む)と同じ63本の竹灯籠に火がともされ、遺族らはそっとモニュメントの水に浮かべ、静かに手を合わせた。

 午前5時46分、黙とう。主催した淡路市の門康彦市長は「震災の記憶と備えることの大切さを伝えることが、生き残った私たちの責務」と訴えた。

 毎年続ける合唱は、震災15年、20年と節目の年に歌ってきた「アメージング・グレース」。道を失い見えなかった光が、今は見える-。参加者たちは25年の歩みを歌詞に重ね、歌声を響かせた。

 妻の祖母、上宮せき子さん=当時(83)=を亡くした上宮平さん(74)は2年ぶりに参加。「祖母に、みんな元気で頑張ってますよ、と伝えに来ました」と話していた。(内田世紀)

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