西播

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「南光自然観察村」にあるフィンランド式サウナと施設長の森田善章さん=佐用町船越
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「南光自然観察村」にあるフィンランド式サウナと施設長の森田善章さん=佐用町船越
高温の石に水をかけ、蒸気を発生させる「ロウリュ」=佐用町船越
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高温の石に水をかけ、蒸気を発生させる「ロウリュ」=佐用町船越
すぐ横を流れる千種川が水風呂となる=佐用町船越
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すぐ横を流れる千種川が水風呂となる=佐用町船越

 3月7日の「サウナの日」にちなみ、7、8日に開催予定だった「Nanko Sauna Day」。兵庫県佐用町船越のキャンプ場「南光自然観察村」に備わる2棟のフィンランド式サウナを無料開放するほか、「神戸サウナ&スパ」(神戸市)から借りたテント式サウナも二つ並べ、町内外から新たなファンを呼び込む狙いがあった。

 企画したのは施設長の森田善章さん(61)。観察村には宿泊用コテージや浴室などがあり、キャンプ客には根強い人気を集める。ただ、町内からの利用は少なく、冬場には来場者自体が激減。若い世代の間では「サウナブーム」が訪れていると言われるものの、同施設のフィンランド式サウナの知名度はまだ低く、十分には集客につなげられていない現状があった。

 これまで、サウナの利用者は年間平均で30組程度。いずれは老朽化し改修が必要になるが、とてもその費用を捻出できる数字ではなかった。将来を見据えた森田さんは「サウナがなくなれば、キャンプ場の個性もなくなってしまう。今のうちに知名度を上げ、ファンを増やしておくべきだ」と考えた。

 まずは自分がその魅力を学ぶため、「神戸サウナ-」に連絡を取った。すると副支配人がキャンプ場を訪れ、サウナを見学。その報告を聞いた支配人も設備や環境を気に入り、つながりが生まれた。

 強力な理解者とタッグを組み、一般向けに初めて企画した今回のイベントは、新たな一歩となるはずだった。参加者の安全を最優先して断念したが、森田さんの気持ちは既に次のチャンスに向かっている。

 「サウナは今後も活用し、キャンプ場を盛り上げたい。次に何か催すときまでにできることをやって、施設全体をさらにいい状態にして参加者を迎えたい」と森田さん。今は、場内の傷んだ木道を新しく作り替える作業に精を出している。(勝浦美香)

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