西播

  • 印刷
ラドンが減少し、温泉表示をやめた「ちくさ高原センター」の浴室=宍粟市千種町西河内
拡大
ラドンが減少し、温泉表示をやめた「ちくさ高原センター」の浴室=宍粟市千種町西河内

 ちくさ高原スキー場(兵庫県宍粟市千種町西河内)内にある宿泊施設「ちくさ高原センター」のラドン温泉が、温泉法に基づく10年に1度の成分分析で、温泉の基準を満たさなくなったことが分かった。既に温泉の看板などを撤去しており、今後は通常の浴室として利用するという。

 同センターの営業が始まったのは、スキー場が開業した翌年の1987年。温泉は掘削により湧き出したもので、「ちくさ高原温泉」として当初は日帰りスキー客も入浴できた。ただ、スキー場の駐車場から遠く、地元に別の温泉施設ができたことから日帰り客は減少。2014年10月から宿泊客のみに提供していた。

 ラドン温泉の基準をクリアするには水1キロ当たり74ベクレル以上のラドンが必要だが、昨年9月に実施した成分分析では26ベクレルしか含まれていなかった。気温の影響でラドンが揮発する場合もあるため12月に再検査したが、やはり26・5ベクレルしか検出されなかった。

 この源泉にはラドン以外の温泉成分は含まれておらず、温泉には該当しないことになった。現在は通常の浴室として利用しているが、源泉の湧出量が減少しており、別の水源を使っているという。

 なお、ちくさ高原内にある水くみ場「ラドンの泉」の飲用水には1キロ当たり103ベクレルのラドンが含まれており、温泉の基準を満たしていた。

 宍粟市内では2013年にも、宿泊施設「伊沢の里」(山崎町生谷)で温泉成分のメタホウ酸が基準を満たさなくなり、「生谷温泉」の看板を下ろしたことがある。(古根川淳也)

西播の最新
もっと見る

天気(6月5日)

  • 28℃
  • 21℃
  • 20%

  • 30℃
  • 17℃
  • 30%

  • 31℃
  • 20℃
  • 20%

  • 33℃
  • 20℃
  • 20%

お知らせ