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辻川山公園に設置された妖怪「ヤマバヤシ」の像=福崎町西田原
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辻川山公園に設置された妖怪「ヤマバヤシ」の像=福崎町西田原

 日本民俗学の父、柳田国男の生家が残る兵庫県福崎町西田原の辻川山公園にこのほど、妖怪「ヤマバヤシ」の像が新設された。動物たちを従えてにぎやかに太鼓を打つ愉快なデザインで、町主催の造形コンテスト(2018年度で終了)の最優秀作品。機械仕掛けのかっぱやてんぐに始まった同公園への妖怪像設置はスペースの関係上、一段落する。

 柳田が記した「妖怪談義」によると、ヤマバヤシは山中で祭りばやしを響かせるたぬき。国内外から集まった約200点の頂点に立った大分県の首藤秀利さん(58)の原型を、強化プラスチック製の像に仕立てた。

 高さ約2・3メートル、幅2・5メートル、制作費は約440万円。12月下旬、家族で公園に訪れた八千種小4年の男児(10)は「みんな踊ってて楽しそう」と見上げた。

 公園にはこれで、2014年から5回開いた「全国妖怪造形コンテスト」の最優秀作品(ほかにてんぐ▽山の神▽鵺▽砂かけ婆)の像がそろった。手狭になったため、今後は町内各地の商店や施設向けに、妖怪像付きのベンチを増やす。

 妖怪像による町おこしの仕掛け人で同町地域振興課の小川知男さん(45)は「小さな町の企画によくまあ多くの作品を送ってくださった」と感慨深げに語った。(井上太郎)

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