西播

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自分で染めたシルク生地でふんどしパンツを作る女性ら=宍粟市山崎町段
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自分で染めたシルク生地でふんどしパンツを作る女性ら=宍粟市山崎町段
藍瓶で布を染める正木竣雄さん=宍粟市山崎町段
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藍瓶で布を染める正木竣雄さん=宍粟市山崎町段

 女性の間でひそかにはやっているという「ふんどしパンツ」。略して「ふんパン」。ふんどしのような形でゴムがなく、下半身を締め付けないのが人気の秘訣だという。そのふんパンを藍染め、草木染で自分だけのぜいたくな一品に仕上げる体験教室が、兵庫県宍粟市山崎町段の「播州山崎藍染織工房まさき」であった。大阪や神戸などから集まった40~50代の女性8人が下着を縫う工房に、男一人、勇気を出して踏み込んでみた。

 「きゃー、かわいい」。アカネの根で薄いピンク色に染めたシルク生地のふんパンが1枚縫い上がると、周囲で針を動かしていた女性たちからも歓声が上がった。

 大阪府吹田市から参加した主婦(50)は「ふんパンをはくと体が楽。しかもアカネは漢方で体を温める効果があるのでダブルの効果。肌に直接触れる素材は自然の方がいい」と笑顔でミシンを動かす。

 加古川市の主婦(45)も「見せパンじゃないから実用本位。でも、これならかわいいから、見せてもいいけどね」と笑った。

 女性にとってふんパンは無理せず自然体でいられる下着で、草木染のような天然の素材とは相性が良いらしい。

 同工房を営む正木竣雄さん(72)は、県伝統的工芸品に指定された播州山崎藍染織を手がけている。藍を発酵させて染色する180リットルの「藍瓶」が10個もある県内でも数少ない工房で、今回の教室は弟子の北野馨子さん(43)=神戸市西区=らが呼び掛けて初めて開かれた。

 参加者は午前中、シルクの生地2枚をアカネと藍で染め、自分好みの色合いに調整。午後からはレースの腰布に縫い付け、ふんパンを2枚仕上げた。シルクで草木染となると、市販品なら1枚1万円はする代物だという。

 北野さんは「ぜいたくな草木染は自分へのご褒美。染める体験も大好評」と話した。

 次回の教室は未定だが、希望者がいれば開催する。同工房TEL0790・62・1664

(古根川淳也)

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