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神河町特産ユズのPRに取り組む植木さん(右)と地元農家の山下さん=神河町大河
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神河町特産ユズのPRに取り組む植木さん(右)と地元農家の山下さん=神河町大河

 兵庫県神河町特産のユズを東京都の飲食店やホテルに無料提供する取り組みを、同町地域おこし協力隊の植木節さん(44)が進めている。今月中旬までに約700個(150キログラム分)を都内13カ所に提供し、メニューなどに活用してもらいながら販路拡大を目指す。

 植木さんは神戸や大阪などで料理人として修業し、30歳の時に東京でフランス料理店を開店。11年間経営したが「一から食材づくりをしてみたい」という長年の夢から店を友人に譲り、研究期間を経て今年9月から神河町に移住した。

 同町大畑地区で果樹園を借りてユズ栽培を始めると同時に、地域おこし協力隊にも就任。地元農家が栽培したユズを活動費で買い取り、東京にいた頃のつてを使ってPRすることを思いついた。

 今回提供するのはフレンチやイタリアン、ワインバーなどさまざまな飲食店。ホテルにも約500個を提供し、料理の食材やカクテルの風味付けに活用してもらう。既に10店舗に提供済みで、日本料理屋からは「正月のおせち料理用に70個を買い取りたい」と追加注文が寄せられた。

 飲食店からは客の感想を集めてもらう取り決めで、香りの良さや酸味の柔らかさなどが評判という。栽培した同町の男性(64)は「普段は売りっぱなしなので自信になる」と喜ぶ。

 今後は、収穫体験なども展開していく方針。植木さんは「少しでも多くの人に神河町産ユズの口コミを広げて、ブランド化につなげていきたい」と話している。(地道優樹)

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