西播

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築100年の古民家を改装した建物内=神河町南小田
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築100年の古民家を改装した建物内=神河町南小田
山あいにたたずむグラミンカ=神河町南小田
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山あいにたたずむグラミンカ=神河町南小田
日没後はたき火を眺めながらコーヒーを味わうのも一興(グラミンカ提供)=神河町南小田
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日没後はたき火を眺めながらコーヒーを味わうのも一興(グラミンカ提供)=神河町南小田
鍋を囲んで親交を深めた地元住民とグラミンカのスタッフ=2018年12月(グラミンカ提供)
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鍋を囲んで親交を深めた地元住民とグラミンカのスタッフ=2018年12月(グラミンカ提供)
神戸新聞NEXT
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 「グラマラス(優雅)なキャンピング」としてブームの「グランピング」を楽しめる宿泊施設が兵庫県神河町の山あいにある。築100年の古民家を改装した「グラミンカ」。あれ、本来「ぜいたくなアウトドア」であるはずのグランピングを屋内で体感? うーん、どうも「一周回った感」が否めない。でもいざ訪ねてみると、そこにはしっかりと民家ならではの良さもありまして-。(井上太郎)

 JR寺前駅から峰山高原へと向かう県道を車で約10分。路地を入り、急な坂を登った丘の上に、モノトーンの外壁がこぎれいな、瓦屋根の平屋が立つ。

 引き戸の奥にコンクリートの床が広がる。土足のままソファに座ると、正面の窓越しに雄大な山並みが見えた。映画館のスクリーンを眺めているようで、時間を忘れる。庭にはスタンドが置かれ、日没後は炎がともって暗闇に揺れる。

 ソファの後ろにはいろりとアイランドキッチン。「設営の手間を省いた上でアウトドアを楽しむ。グランピングと共通する部分です」と共同代表の大野篤史さん(40)が説明する。

 食事用に神河町産の米やアマゴ、刺し身こんにゃくなどを提供し、持ち込みもOK。三つの和室は寝室に使え、最大10人で貸し切れる。「うちは『和』の要素も重要」と大野さん。外国人観光客や多世代ファミリーには、大小の浴槽が並ぶ五右衛門風呂が好評という。

 もう一つの大きな魅力は山間部の「ミンカ」ならではとも言える体験だ。

 隣人がふらっとあいさつに立ち寄ったかと思えば、自ら作った紙製の肩たたきの道具をくれる近所のおばあちゃんもやって来る。予想外の出会いや交流が利用者にとっては新鮮で、心温まるひとときにつながる。

 2018年12月、同施設は「お礼に」と地元の住民約40人を招いて鍋パーティーを開いた。「ここの人たちはみんな気さく。何気ない会話も、お客さんには非日常。繰り返し訪れたくなるようなつながりを提供できれば」とスタッフの金川萌さん(27)。地元の神河町出身で在住のスタッフ藤原芽生(めばえ)さん(20)は「スキーができておしゃれなキャンプができて、最近は若者が楽しめる町になってきた。宿泊をきっかけに、もっと神河の魅力を知ってもらいたい」と力を込めた。

 宿泊には施設利用料2万3千円と夕食・サービス料1人6千円が必要。日帰りバーベキューもできる。詳しくはグラミンカへメール(takeshionishi.glaminka@gmail.com)で。

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