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新婦と両親を乗せて進む嫁入り舟=赤穂市の坂越湾
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新婦と両親を乗せて進む嫁入り舟=赤穂市の坂越湾

 兵庫県赤穂市坂越地区で昭和初期まで続けられてきた婚礼行事「坂越の嫁入り」を再現した結婚式が4日、同地区で行われた。新郎新婦の晴れ姿を一目見ようと大勢の地元住民らが集まり、盛大に祝った。

 山と海に挟まれ、陸路の便が悪かった同地区。女性が嫁入り道具と一緒に舟で嫁いで来る風習があり、それに注目した住民団体「坂越のまち並みを創る会」が2014年に復活させた。

 この日、婚礼行事に臨んだのは約1年半前に結婚した名古屋市在住の夫婦。大避神社で挙式した後、白無垢姿の新婦(43)=赤穂市出身=が両親とともに同神社の祭礼に使われる舟に乗り込み、坂越湾を移動。地元住民や釣り客らに拍手で見守られた。

 上陸後は新郎(42)と人力車に乗り、旧坂越浦会所へ。港町ならではの「おさかなここに」の掛け声で、杯で交互に酒を飲む「三三九度」も初めて再現した。

 新婦は「母が坂越の出身で、どうしてもここで式を挙げたかった。最初は恥ずかしかったけど、多くの人に祝われて幸せ」と笑顔だった。(谷川直生)

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