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 剣のような背骨で人気の恐竜ステゴサウルスの巨大模型が、兵庫県宍粟市波賀町小野の工場前に並んでいた。これは置き主の趣味か、はたまた企業の技術アピールか。

 工場の保杉治社長(59)は「塗料の耐候性試験です」と意外な答えを口にした。ここは木材塗装の会社。木製の恐竜に塗料を塗って風雨にさらし、劣化具合を確認しているという。骨格は特注品で、材質もいろいろ試している。

 もちろん恐竜ファンで、ステゴサウルスは「地面でこつこつ下草をはむ姿が魅力的」。保杉さんも地道な仕事が評価され、東京五輪会場の内装材などを受注した。「地に足ついた仕事の象徴で、会社の看板です」と“相棒”に目を細めた。(古根川淳也)

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