西播

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2人展を企画する(右から)吉田ふみゑさん、森崎大青さん、桃井香子さん=赤穂市御崎
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2人展を企画する(右から)吉田ふみゑさん、森崎大青さん、桃井香子さん=赤穂市御崎
渡辺うめさんの作品「追想」(桃井ミュージアム提供)
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渡辺うめさんの作品「追想」(桃井ミュージアム提供)
森崎伯霊さんの作品「田園讃歌」(桃井ミュージアム提供)
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森崎伯霊さんの作品「田園讃歌」(桃井ミュージアム提供)

 兵庫県赤穂市御崎の桃井ミュージアムは9月4日~11月4日、農作業をする人々などを表現した人形作家渡辺うめさん(1907~2014年)と農村風景を描き続けた日本画家の森崎伯霊さん(1899~1992年)の2人展を開く。同時代に生きながら出会うことのなかった2人の「幻の作品展を」と企画。広報にかかる費用を4日、インターネットで募り始めた。

 うめさんは日本の農村を愛し、人形を通じて心の在り方を伝えてきた。亡くなる前年の2013年、106歳の時に同館などで作品展を開催。鑑賞した人から「もう一度見たい」という声が相次いだ。

 伯霊さんは姫路に生まれ、地元の田園風景を写実的に表現した。貧しい暮らしの中で創作を続け、独特の色や筆使いは見る人の心に溶け込む。10年に同県姫路市書写の里・美術工芸館で開かれた「渡辺うめ農民人形展」に伯霊さんの作品が出品されたが、本格的な2人展は初めてという。

 伯霊さんの四男でギャラリー「ふたつの森・伯霊記念館」を開く森崎大青さん(66)=姫路市=と歴史民俗誌「サーラ」編集長で、うめさんとの出会いを大切に作品紹介を続ける吉田ふみゑさん(67)=同県加古川市=は「2人展がどうして今まで無かったか、不思議なほど」と声をそろえ、約20点ずつの展示に全面協力する。伯霊さんに絵を習った同館の桃井香子館長は「幻のコラボ。『あぜみちの詩』と『田園讃歌』の世界を楽しみに」と話す。

 赤穂市のクラウドファンディング応援事業で詳細は「FAAVO(ファーボ)兵庫」で検索できる。同館TEL0791・56・9933

(坂本 勝)

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