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佐用川上流での水温調査の様子=2016年8月、佐用町水根
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佐用川上流での水温調査の様子=2016年8月、佐用町水根

 流域住民や行政担当者らでつくる千種川圏域清流づくり委員会による千種川水系の一斉水温調査が8月4日、兵庫県宍粟市から同県赤穂市までの94地点で行われる。2002年に始まり、今年で18年目となる。昨年初めて、調査地点の平均水温が20度台を超え、30・0度に達したのを記録するなど貴重な環境データとなってきた。「川の体温を測ろう」と新たな参加者や参加団体を募っている。

 同委員会は千種川流域の宍粟、佐用、上郡、相生、赤穂の3市2町の住民や各種団体、一般の会員らが集まって活動。「川に遊び、川に学ぶ」をモットーに、川の自然や文化を学びながら、チチコ(カワヨシノボリ)釣りやさまざまな体験イベントを開いている。

 一斉水温調査は増水のため中止となった09年を除き、毎年90人前後の協力で続けられてきた。猛暑となった昨夏は、最高水温35・5度を大願寺(佐用町)と宿・佐用谷の合流地点(上郡町)で計測。最低は19・0度で、西河内の千種川起点(宍粟市千種町)だった。

 数値が高いほど水に溶け込む物質が多く、汚れていると判断される電気伝導度は、河内川合流地点の川井(千種町)が最も低く、大津川上流の山陽自動車道下(赤穂市)が最も高かった。調査結果は水生生物調査と合わせて冊子「千種川の生態第46集(平成30年秋)」に掲載。流域市町の図書館などで閲覧できる。

 水温調査は、流れる川の測定地点に膝まで漬かっての測定と採水が必要になる。高齢者や子どもだけの参加は場合によっては危険が伴うため、若い人への交代や大人の付き添いなどが望ましくなっている。

 同委員会の横山正ネットワーク部会長は「80歳を超えて協力してくれる人もいる。河川改修やシカよけの柵が張られるなど測定地点に近づくのが難しい場所もある。今年は試しで測定者に同行してもらい、来年以降の継続参加も検討してほしい」と話している。

 参加連絡はファクス0791・52・2549か、メール(zabiel.yokoyama@nifty.com)で。(坂本 勝)

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