西播

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中村さん(左)が仲間と開業した訪問看護ステーション。1階はさまざまなイベントに利用できる=宍粟市山崎町山崎
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中村さん(左)が仲間と開業した訪問看護ステーション。1階はさまざまなイベントに利用できる=宍粟市山崎町山崎
本格的なバーを開業した飯塚さん。観光情報を発信できる店を目指す=宍粟市山崎町鹿沢
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本格的なバーを開業した飯塚さん。観光情報を発信できる店を目指す=宍粟市山崎町鹿沢

 レトロな町家などを改修した店が続々とオープンしている兵庫県宍粟市山崎町山崎地区でこのほど、新たに2軒の空き家がレンタルキッチンとバーに改装された。地域活性化に取り組む住民グループ「よいまちプロジェクト」(山崎中心市街地活性化委員会)の2018年度の成果で、再生物件は計5軒になった。19年度は県の補助を利用できる最終年度となり、改修対象の物件や出店希望者を8月末ごろまで募集している。(古根川淳也)

■築100年の古民家がレンタルキッチン、事務所に再生

 中央通商店街に面した築100年の「旧垣内邸」は、1階が調理場などを備えたレンタルキッチン、2階は訪問看護ステーションの事務所として再生した。

 テナントとして開業したのは隣接する鮮魚店で育った看護師の中村圭三さん(43)。大阪や神戸の病院などで勤務し、6年前にUターンした。

 同委員会の町家再生部会長も務めており、地域活性化に貢献しようと自ら手を上げた。建物の所有者とも昔から懇意で、地域貢献の思いが合致したという。

 中村さんは「町づくりに取り組む以上、この町に事務所を開くことにした。商店街のにぎわいに波及してほしい」と期待した。

 1階は催しの際に貸し出すほか、飲食店として開業する人も募集している。

■元地域おこし協力隊員がセレクトショップ兼バー開業

 山崎観光の中心地「酒蔵通り」近くの県道沿いには、群馬県出身で元地域おこし協力隊員の飯塚正浩さん(39)がセレクトショップ&バー「JOURNEY(ジャーニー)」を開いた。

 以前はたばこ屋だった民家。所有者がバーへの改装を希望し、外食チェーン店の店長経験もある飯塚さんに白羽の矢が立った。

 おつまみには宍粟牛やジビエ、地元精肉店のコロッケなど飯塚さんが選んだ品を用意。店内に60インチの大型テレビがあり、スポーツバーのようなイベントも開きたいという。

 飯塚さんは「協力隊で観光振興に関わったので、店を任せてもらえてうれしい。観光客に宍粟の見どころを紹介できる場所にしたい」と話した。

 午後7時~午前0時。木曜定休。

■物件と出店者を募集

 よいまちプロジェクトは県の「ふるさとにぎわい拠点整備事業」を利用し、2016年度から4年間で1億円の予算を確保して活動してきた。最終の19年度は4千万円残っており、改修対象の物件と出店希望者を募集している。

 対象物件になると、改修工事費の4分の3が補助される。テナントはにぎわい創出につながる業種が対象だが、特にパン店を期待する声が多いという。

 山崎地区の閉店した洋服店「SANBI」跡の空き店舗を活用するビジネスコンテストの応募者も7月末まで募集している。最優秀案には開業資金として100万円が所有者から贈呈される。いずれも市商工会TEL0790・62・2365

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