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浮世絵を中心に貴重な資料が並ぶ「関達也氏寄贈資料展」=赤穂市上仮屋
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浮世絵を中心に貴重な資料が並ぶ「関達也氏寄贈資料展」=赤穂市上仮屋
歌川国芳の「忠臣蔵義士両国橋引取之図」(赤穂市立歴史博物館蔵)
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歌川国芳の「忠臣蔵義士両国橋引取之図」(赤穂市立歴史博物館蔵)
歌川国芳の「団扇絵庭の月(七段目大星力弥)」(赤穂市立歴史博物館蔵)
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歌川国芳の「団扇絵庭の月(七段目大星力弥)」(赤穂市立歴史博物館蔵)
二代目歌川広重の「東京高輪之勝景」(赤穂市立歴史博物館蔵)
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二代目歌川広重の「東京高輪之勝景」(赤穂市立歴史博物館蔵)
石版画「大石内蔵助主税図・勅宣」(赤穂市立歴史博物館蔵)
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石版画「大石内蔵助主税図・勅宣」(赤穂市立歴史博物館蔵)

 忠臣蔵の浮世絵約1500点を所蔵する兵庫県赤穂市立歴史博物館(同市上仮屋)は特集展示「関達也氏寄贈資料展~浮世絵を中心に」を2階特別展示室で開いている。同市御崎出身で岡山理科大名誉教授の関達也さん(72)=岡山市=から寄贈を受けた希少な浮世絵など72件154点を展示する。7月30日まで。

 同館は1989年4月に開館し、30周年を迎えた。忠臣蔵浮世絵の収蔵品は国内最大級を誇る。

 関さんは赤穂の御崎小から淳心学院中高に進み、京都大理学部で地質学を研究した。2010年から赤穂観光大使を務め、古書店で買った忠臣蔵浮世絵などを14年から同館に寄贈している。

 展示中の歌川国芳の大判錦絵は討ち入りを終えた義士が泉岳寺に引き揚げる途中、両国橋に差し掛かった場面を描いた貴重な作品。国芳が仮名手本忠臣蔵の七段目を描いた団扇絵は他の施設での所蔵が確認されていない。

 明治の改元期の作品もある。明治天皇の行列が京都から高輪の木戸門を通る場面を描いた二代目歌川広重の錦絵には海のそばに泉岳寺が描かれている。大石内蔵助・主税親子の容貌を描いた石版画は、内蔵助の遺児大三郎が作らせたと伝わり、内蔵助や義士を称賛する勅宣が添えられている。

 関さんは「古里赤穂への恩返しをと始めた。皆さんに見てほしい」と話す。同館の木曽こころ係長は「館の所蔵品を短期間で熟知され、大変お詳しい。寄贈品も色の残りが良く、珍しい物が多い」と感謝した。

 午前9時~午後5時。水曜休館。200円(小中学生100円)。同館TEL0791・43・4600

(坂本 勝)

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