三田

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特別定額給付金の申請方法を英語や中国語、韓国語で案内している=三田市国際交流協会
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特別定額給付金の申請方法を英語や中国語、韓国語で案内している=三田市国際交流協会
協会に集まったイラストやメッセージ=同協会ホームページより
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協会に集まったイラストやメッセージ=同協会ホームページより

 新型コロナウイルス感染症は、日本で暮らす外国人の生活をさらに困難にした。「職を失った」「国や自治体は何をしてくれるのか」…。そんな声を聞き、兵庫県三田市国際交流協会(駅前町)が、支援の方法を模索している。ホームページで多様な制度、手続きを多言語化するほか、世界中でコロナに立ち向かう人々への応援メッセージを掲載し、国境を超えた協力を呼び掛けている。(喜田美咲)

 「もう(仕事に)来なくていいと言われた」「休校で子どもが日本語に触れる機会が減った」「給付金の申請書の書き方が難しい」

 同協会の窓口には3月以降、こうした相談が複数件寄せられている。解雇は、コロナ禍で人件費を削減するためと考えられるが、3月という年度末の時期と重なり、「契約期間満了で更新なし」という形で処理されてしまったという。

 同協会は通常、日本語教室や国際交流イベント、日常の困りごとを相談する「外国人よろず相談」などを開いている。これまでは教室や交流会で悩みを打ち明ける人がいたが、コロナ禍で集まる機会はなくなり、相談窓口業務も休止した。

 「1人で抱え込んでいないかと心配。どうやって声を吸い上げるかが課題だ」と寿賀素子副会長。そこでオンラインで子ども向けの日本語教室を開いたり、電話相談室(第2水曜と第4土曜)を設けたりと支援策に乗り出すことにした。

 制度の多言語化では、翻訳スタッフらが特別定額給付金の申請方法を英語やスペイン語、タイ語など14言語で紹介。「三田市ひとり親世帯臨時特別給付金」や「緊急小口資金」などお金をもらえたり、借りられたりする手続きも一覧にしている。

 寿賀さんは「あふれている情報の中から、彼らが必要としているものを的確に伝えられるよう工夫していく」と話す。

 また応援メッセージの掲載は「エールプロジェクト」と題し、世界中の医療従事者や第一線で働く人々への「ありがとう」メッセージを6月末まで募集している。集まった手紙やイラストは随時アップする。応募はホームページの専用フォームか同協会に郵送する。同協会TEL079・559・5164

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